受験日を2025年4月末から5月末に延期したことで、試験まで残り1ヶ月となり、気持ちに少し安心感が出ました。
なかなか問題の正答率が上がらないのは、試験範囲の内容をなんとなくしか理解してないからだという事、問題文を読んで内容の正誤を見極めるのに時間がかかり過ぎて試験時間内で全ての問題を解くことができないことだというのが分かりましたので、テキストと問題集の3周目より、ほんださんのYouTube動画のFP2級向け「ゼロからFP完全講義」を閲覧することに重点を置いて勉強をしました。
「ゼロからFP完全講義」はFP3級向けの動画と比べて、内容の濃さももちろんありますが、何より動画の本数と時間数がとても多いです。
私の場合、一通り視聴しても最初の方に見た科目の内容を忘れてしまうので、問題集や3級でもお世話になった「過去問道場」の問題で間違った箇所の動画をピンポイントで見直すようにしました。
あと、ほんださんの動画でとても助けられたのは「FP2級協会実技対策」です。
FP2級の実技試験で頻出される項目と計算方法などの解き方解説はとても分かりやすく、動画の問題文の部分で一時停止して、自分で解いた後に再生して答え合わせしてみたり、似たようなパターンの問題を「過去問道場」で探して解きました。
「FP2級協会実技対策」の動画を見るまで、私は「建蔽率・容積率」「路線価・評価額」がごちゃ混ぜになっていたり、「相続税の計算」で、どの段階での金額を聞かれているのか理解していませんでした。
動画で理解できた時、頭のもやがパッと晴れたような、点と点が繋がったような気持ちになり、勉強が楽しいと思いました。
結婚してから50代になるまで、まともに勉強らしい勉強はしてきませんでしたし、パソコンやスマホがあってもゲームや趣味の動画ばかり見てだらだら過ごしてばかり。
学生時代の受験勉強の時に感じた「理解する」「問題を解ける」感覚を思い出しました。
FP3級受験の時は、とにかく問題を数多く解くことで自信をつけていきましたが、FP2級受験では、頻出パターンに絞って、確実かつスピードも意識して解くようにしました。
本番試験の1週間前に「みんなか欲しかった!シリーズ」付録のCBT方式模擬試験をパソコンで挑戦。
4月に筆記の模擬試験に挑戦した時は、学科試験は正答率6割、実技試験に至っては時間が足りず散々な結果でしたが、今回はなんとか時間ギリギリで全ての問題を解くことが出来、正答率も7割代まで上げることができました。前回の模擬試験の時は1問目から順番に解き、分からない問題で悩み続けて時間が足りなくなったので、今回は問題をパッと見て時間がかかりそうだったり分からなそうな問題は飛ばして、とりあえず最後の問題まで解き終わった後に、飛ばした問題に戻るようにしました。CBT模擬試験後は「一度正解したものはもう大丈夫」と思うようにして、間違った問題だけをひたすら解くようにしました。
できれば正答率8割超え位の知識で挑戦したいところですが、2級の範囲が広過ぎて全てに自信を持って受験することは厳しいと思い、6割以上取って合格できればいいと気持ちを切り替えて受験に挑みました。