FPの試験には2つの試験実施機関があります。
一般社団法人金融財政事情研究会(金財)
NPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)
私は、日本FP協会の試験を受験しました。試験には学科試験と実技試験があり、両方合格することで3級FP技能士取得となります。学科試験は、金財・日本FP協会ともに同一問題です。試験時間は90分で、○✖️式問題が30問、三答択一問題が30問の合計60問。60点満点中36点(6割)以上で合格です。
実技試験は、金財と日本FP協会で内容が異なります。私は日本FP協会の受験でしたので、以下は日本FP協会の実技試験内容です。試験時間は60分、出題科目は「資産設計提案業務」で、20問100点満点中、60点以上で合格です。
日本FP協会のホームページで受験申込と受験料支払をします。FP3級の試験は2024年4月から「CBT方式」での受験になっています。「CBT方式」とは、全国各地にあるテストセンターという施設でパソコンを利用して受験する方式です。過去の筆記試験とは違い、自分の好きな日程と会場を選択して受験することができます。学科試験と実技試験を別日にすることも出来ます。
私は2025年お正月明けの勉強開始から約2ヶ月後の、2025年2月末を受験日に設定しました。学科試験と実技試験は同日に受けました。ここを受験日にしたのには、このようなスケジュールを予定していたからです。
2025年2月末にFP3級試験を受けて合格する→FP2級の勉強をすぐ開始する→正式なFP3級合格発表が3月中旬→正式合格発表でたらすぐにFP2級受験申し込みをする。FP2級受験日を4月末にする。(2024年4月1日の法令基準日で受けることができる試験日程が2024年6月から2025年5月までなので)→FP2級合格!
CBT試験は、試験3日前までは、スケジュール延期可能なので、直前になってやっぱりまだ自信がない時は延期することも可能です。筆記試験と違ってとても便利になりましたね。パソコンを利用しての受験になりますが、文章入力等の操作は、試験開始前の最初のログイン時にアルファベットを入力する程度で、試験自体はマウス操作とテンキーでの数字入力、パソコン内の計算機をテンキーで操作することが出来れば問題ありません。CBT方式というだけで、パソコンに苦手意識のある方は躊躇してしまいがちですが、恐れるほどではないし、日程調整できて、試験結果もその場でわかると言うのは、とても良いシステムだと思います。