介護認定調査でスムーズに面談するには

介護

私の実母は現在95歳、数年前に胸椎圧迫骨折をして、最初の認定調査で要介護4になり、5ヶ月間入院とリハビリをして退院し、その後は在宅介護で生活しています。
今まで何度か介護認定調査を受けました。
その時の体験と、認定調査時の家族の心構えや、スムーズに認定調査で家族の意見を伝える方法をお伝えします。

要介護3以上の場合の認定期限は1年間、要介護2までの場合は認定期限は3年です。
母が要介護4の介護認定調査を受けた時は、骨折の手術直後の病院内でした。当時はコロナ過で、家族の私は同席できず、母はリハビリ前でまだ動くことができない状態での認定調査でしたので、要介護4も納得の結果でした。

1年後の2度目の認定調査時は、在宅介護が始まって半年後で、自宅で私も同席して行われました。
当時の母は受け答えもしっかりしていて、家事は出来ませんでしたが、食事、トイレは自立していて、入浴もほんの少しの介助でシャワー浴をしていました。
物事に対して好き嫌いもはっきりしていて、「デイサービスは行きたくない。」、入浴介助のヘルパーさんを頼んだら「自分でできる。」、ショートステイを申し込んだら「留守番できる。(家事全くできないのに)」という感じ。
認定調査員が母にいろいろな質問をしますが、普段できないことも「できる」と言ってみたり、普段の母よりもシャキッとしていたり、いつも私が見ている母とは少し違う感じでした。
母が言うことが違う場合、私は「いいえ、できません。」と小声で調査員に伝えました。
母は耳が遠いので私が小声で話したら聞こえません。なので本人が気にならない感じで訂正することができました。
この認定調査では要介護1まで回復しました。介護用品レンタルと時々ショートステイの利用と訪問診療で3年経過し、先日、3度目の介護認定調査がありました。

現在の母は出された食事は食べれるけど、視界に入らないものは認識できないことが多く、冷蔵庫の中の食べ物を食べないことが増えました。
トイレは自力で行けていますが、時々、動いたら漏らしてしまいそうになる位まで尿意を我慢してしまい、ベッドで座ったまま動けなくなることがあり、パッド着用するようになりました。
便が出たかどうか聞いてもいつも出ていないと言い、記憶があいまいになりました。
シャワー浴の介助中、シャンプーを洗い流すのに頭にシャワーをかけているのに顔や体ばかり擦ったりします。
毎日同じ服を着ますし、下着も着替える頻度がまちまちです。
食事と一緒に薬を置いておいても必ず飲み忘れるので、手渡しで飲むように伝えます。
ですが、手に持ったままぼーっとして飲まないことが多く、鼻をかむなどで一度テーブルに薬を置いてしまうとそのまま飲むのを忘れてしまいます。
指示に対しては返事できますが、母がとった行動に対して理由を聞いても答えられず混乱し、「なんだって?」と感情的・怒りっぽい反応をすることが多くなりました。
昼間はずっと寝ていたり、夜中に起きてテレビ見ていたり、時間の感覚がずれてきています。

要介護1になった時の認定調査より変わったこと、私から伝えたいことが多すぎて、その場で口頭で説明するのは難しいと思い、前もって母の様子をあらゆる面に関して書面で書いておきました。
介護認定調査員が自宅に来て、母と10分ほど面談した後、別室で私と調査員とで面談をしたのですが、その時に書面を提出して、その内容を見ながら私と調査員とで内容確認の面談を10分程しました。
1か月後、母は要介護2となりました。

過去2回の介護認定調査を家族として体験した私からのアドバイスは
1.本人は面談時にいつもよりしっかりするので家族は動揺しない
2.本人が現状よりしっかりしているような発言をしたら、家族はさりげなく訂正すること
3.家族から伝えたいことが多い場合、書面に書いて提出すること
4.可能なら調査員と家族のみで話して現状を伝えること

少しでも私の体験がこれから介護認定調査を受けるご家族の参考になればと思います。